企画展・展示資料のご紹介

【変わり兜とは】

 室町末期、下克上の気風の中で、自己をアピールする必要性に迫られた武士達は、頭にかぶった兜に意匠を求めました。動物や植物などをかたどったものを兜に張り付けて漆で固めた「変わり兜」が登場しました。

 

【鉄錆地六十二間筋兜(てつさびじろくじゅうにけんすじかぶと)】

永正 15(1518)年

   

     一宮藩主・加納久徴(かのうひさあきら)所用の兜と伝えられています。鉢は62枚の鉄板を使用。鉢内には、筋兜造りを得意とした明珍派「明珍家信」(みょうちんいえのぶ)の銘があります。前立(まえたて)には金箔を押した獅子を置いています。

 

【鉄六枚張桃形前付臥蝶兜(てつろくまいばりももなりまえつきふせちょうかぶと)】

江戸時代

  6枚の鉄板を張り合わせて作られている鉢は、桃の実の形に似ています。鉢の前面には、蝶の羽が開いていて、それと重なるように写実的な揚羽蝶(あげはちょう)の前立を付けています。

 国立歴史民俗博物館蔵

 

※2階展示室に12月5日まで展示予定

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