「伝統の上総和凧」展示

明けましておめでとうございます。今年も現代産業科学館をよろしくお願いします。

現代産業科学館では、上総地方に江戸時代から受け継がれてきた「上総和凧」をエントランスホールに展示して皆様のご来館をお待ちしております


  「凧揚げ」はお正月の風物詩ですが、最近はあまり見られなくなりました。特に、我が国の伝統的な「和凧」となると、さらに見かけません。
 本県の上総地方では江戸時代から「端午の節句」に「上総袖凧」(「上総トンビ」)「上総角凧」「上総唐人凧」といった伝統的な「和凧」が製作され、男児の初節句のお祝いに贈ったり、空高く揚げて無事成長や出世を願ったりする習慣がありました。明治時代以降は、「凧揚げ」は「端午の節句」だけではなくお正月の娯楽としても定着しました。しかし、最近ではこうした旧来の習慣は薄れ、伝統的な「和凧」を製作できる人も少なくなっています。


 展示している凧の中に、本物の鳥のような形の凧があります。これは、「パイン(パンイン「盤鷹」とも呼ばれる)」中国の凧です。最近は、「上総和凧」の愛好者もこのような「凧」も作って一緒に揚げる人もいるそうです。

 「凧」の展示は、1月19日(日)まで行っております。この機会に、是非「伝統的な上総和凧」をご覧ください。