プロフィール
氏名 | 川瀬 裕司(かわせ ひろし Hiroshi KAWASE) |
所属等 | 分館 海の博物館 主任上席研究員 |
専門分野 | 魚類生態学 |
関連リンク |
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研究テーマ
- 沿岸性魚類の繁殖生態に関する研究
- 地球温暖化が魚類の繁殖生態に及ぼす影響に関する研究
研究内容
生活史の中で繁殖とは、次の世代に子孫を残すプロセスとしてたいへん重要な意味を持っています。魚類は世界からおよそ3万種が知られていますが、野外での繁殖生態(いつ、どこで、どんな個体が、どのように産卵するか、など)についてわかっているのは、ごく僅かに過ぎません。
現在、房総半島周辺をはじめ日本各地、およびオーストラリアでフィールド観察を行い、フグ目を中心とした魚類の繁殖生態について研究を行っています。
研究成果
カワハギ科魚類の繁殖生態に関する研究(Kawase & Nakazono,1996.Ichthyol. Res. 43: 315-323など)、モンガラカワハギ科魚類の繁殖生態に関する研究(Kawase,2003.Env. Biol. Fish. 66: 211-219など)、フグ科魚類の繁殖生態に関する研究(Kawase et al.,2013.Scientific Reportsなど)。
メッセージ
野外でいつ、どこで、どのように産卵するかわかっている魚はごく僅かに過ぎません。
海に潜って魚を観察したら、あなたにも貴重なシーンを発見するチャンスがあります。