教育普及課 白井豊

プロフィール 

白井豊

氏名 白井 豊(しらい ゆたか Yutaka SHIRAI)
所属等 教育普及課 主任上席研究員
専門分野 歴史地理学

研究テーマ

  • 下総台地における近世以降の薪炭林育成に関する歴史地理学的研究(地域研究課題)
  • 関東平野における明治10年代の土地利用に関する研究(普遍研究課題)

 

研究内容 

迅速測図という明治10年代に作成された軍用の地図があります.この地図を資料として当時の土地利用を調べています.現在までに明らかになった主なことは,下総台地には,人工的な松林が広がっていたということです.この松林は主に薪炭用として,江戸・東京方面に向けに仕立てられた林で,定期的な伐採と植林によって維持されてきました.

 

研究成果

「歴史的に見た農村環境の構造」(農村環境とビオトープ,養賢堂,1993年).「明治10年代における下総台地西部の土地利用と薪炭生産 迅速測図と『偵察録』の分析を通して」(歴史地理学,2002年).「享保期の下総台地西部における林畑開発の意義―小金牧(中野牧)を事例に―」(地理誌叢,2004年).「下総台地西部の牧とその周辺における薪炭林化―寛政期以降の変容―」(歴史地理学,2007年).

 

メッセージ

意外と知らないでいる足下の地域の姿を知り,この土地にふさわしい人と自然のかかわりかたを探りたいものです.