生態園とは

生態園とは

「生態園」は生きものの自然の中での暮らしぶり(生態)を展示する野外博物館です。1987~89 年に整備工事(→生態園の歴史)がおこなわれ、房総の代表的な森や林、草原が再現されています。園内を散策するあいだに,海岸・森・草地などさまざまな景観があらわれます(→植物群落園)。開園から30年が経過し、この間に植生(森や林、草原の植物的自然)が大きく変化しました(→生態園の歴史)。

園内には水鳥の生息する池があり、鳥の暮らしぶりも観察できます。(→野鳥観察舎

当館研究員による観察会が行われ、園内のみどころをまとめた出版物も各種用意されています。(→生態園の出版物

都市の中にあって自然と触れあえるところ、それが生態園です。
 


生態園ガイドマップ NEW!

生態園ガイドマップ

より詳細なガイドマップを本館・生態園オリエンテーションハウスで配布しています。下記からダウンロードできます。

生態園ガイドマップ(地図面)PDF(1.8MB)NEW!
生態園ガイドマップ(解説面)PDF(1.8MB)NEW!

生態園内の主な施設の見学時間は次のとおりです。

・オリエンテーションハウス  約10分
・野鳥観察舎         約15分
・植物群落園一周       約20分

(一般にご利用いただいているのは南半分、野鳥観察舎付近までです。
野鳥観察舎より北側の奥および湿原は現在、立ち入りできません。)


利用案内・見学上のご注意

・園路の中には、ハイヒールでは歩きづらい場所もあります。歩きやすい靴でお越しください。
・オリエンテーションハウスにはトイレ(男・女・多機能)があります。
・野鳥観察舎にもトイレ(男・女いずれも和式)があります。

・ご見学にあたっては,杭とロープで仕切られた園路の中をお進み下さい。危険防止と生きもの保護のため、園路を外れて林内・草地内に入るのはご遠慮ください。

遊具・捕虫網・虫かごなどの持ち込みはできません。オリエンテーションハウスの係員に預けるようにお願いします。

・生態園では、自然の営みを大切にしています。オススメのスタイルは長袖・長ズボン・運動靴です
・必要な方は虫よけをご用意ください。

生態園での食事(おやつを含みます)はご遠慮下さい。衛生上の問題ばかりでなく、残飯などが園内の自然に悪影響を与えます。
・熱中症予防のための水分補給は構いません。
水飲み場は現在ご利用いただけません。
・自動販売機等は設置しておりません(公園駐車場をご利用ください)。

生態園内は禁煙です。青葉の森公園内も原則、禁煙です。

・園内の自然はとてもデリケートです。走ったり大声で騒いだりするのはご遠慮ください。
・また、生態園での生きものの採集を禁じます
落ち葉・落ちている木の実・松ぼっくり等の持ち帰りもご遠慮いただいています。それらは生態園の生きものにとって住みかや食べ物なのです。

・園内の動植物保護のため,犬,猫などのペットを連れての入園はご遠慮ください。盲導犬など補助犬はご利用いただけます

・20名以上の団体によるご利用、また、生態園の特別な利用(写生会、オリエンテーリング等)をご希望の場合は事前にご相談ください。

・園内は舗装されていませんが、階段を除けば車椅子・ベビーカーでの通行も可能です。ただしルートは限定され、野鳥観察舎へは行けません。

開園時間:午前9時~午後4時30分(本館と同じ)。
     なお入場は午後4時15分まで。     
月曜休園(月曜が祝日の場合は次の平日)
入場無料。
連絡先:電話 043-265-3111(博物館代表)