平成30年度千葉学講座

「千葉学講座」は、県内の博物館の研究員等が実施している調査研究活動の成果を、広く還元していくことを目的として開設しています。博物館職員と県民の方々が共に、この講座を通じて房総を再発見し、地域に立脚した新しいコミュニティづくりや地域の発展等に寄与したいと考えております。ふるってご参加ください。

 

平成30年度 千葉県立博物館文化セミナー

【会場】
千葉県立中央博物館 講堂
〒260-8682 千葉県千葉市青葉町955-2
電話 043-265-3111

【日時】
平成31年 1月19日(土)
13:00〜15:50(開場12:30)

【定員】
200名(当日先着順) 聴講は無料です

※今年度の千葉学講座のチラシはこちら(1.7MB)(PDF文書)

プログラム

13:00~14:20 講演1 埋め立て前の東京湾岸の景観と生業 ─林辰雄氏撮影の写真を手がかりに─
千葉県立中央博物館 主任上席研究員 白井 豊

 千葉県の東京湾岸、浦安市の西部から富津岬の付近までの海岸部は、埋め立て以前には干潟や浅瀬の海が続き、貝と海苔の養殖が主として行われていました。その海岸は、また日々の惣菜や田畑の肥料をとる場所でもありました。
 写真家の林辰雄氏は、昭和30年代からの埋め立てを早くから察知し、干潟とそこに暮らす人々の生業の姿が眼前から消えゆくことを念頭に、多くの写真を撮影しました。今日では貴重な資料となったこの写真に、干潟での人々の暮らしぶりを読み取って紹介します。
14:30〜15:50 講演2 「千葉港中央地区臨海公園基本計画」と千葉の都市デザイン
千葉県立美術館 副館長 渡辺 修一

 戦後日本を代表する建築家の大髙正人氏は、1970年代初頭に千葉県立美術館及び千葉港中央地区臨海公園基本計画に着手します。現在「千葉ポートパーク」として知られるこの公園の計画は、千葉都心の臨海部に位置する都市公園として、最終的に実現しなかった見本市展示場やフェリーターミナルを含めた様々な施設と「歩車分離」や憩い空間創出のための美術作品(美術館)を織り込み、大髙の都市デザインの思想を集成した設計になっていました。大髙の都市デザインと、それが千葉のまちづくりに与えた影響を解説します。

事業主体

千葉県立美術館 / 千葉県立中央博物館・大利根分館・大多喜城分館・分館海の博物館 / 千葉県立現代産業科学館 /千葉県立関宿城博物館 / 千葉県立房総のむら(指定管理者 (財)千葉県教育振興財団)