【開催中】
令和5年度秋の企画展示
海の生きものの古い図鑑-明治から昭和初期まで-
令和5年10月21日(土)〜令和6年1月14日(日)
私たちは水族館や磯遊びでカニやヒトデ、イソギンチャクの実物を初めて見る前から、これらの存在を知っています。それは、日々のくらしの中で、学校の図書室や自宅の本棚にある図鑑を開いたことがあるからに他なりません。四方を海に囲まれたわが国では、海の生きものの図鑑がたくさん作られています。それでは、このような図鑑はいつからあるのでしょう?また、昔の子どもたちも図鑑を見て海の生きもののことを楽しみながら学んでいたのでしょうか?...この展示では、日本が近代化した明治から太平洋戦争さなかの昭和の初期までに出版された、海の生きものに関する図鑑や啓蒙書を紹介し、私たちが海の生きものを学んできた歴史を振り返ります。
ルリハタ。『日本重要水産動植物図』(明治30年、大日本水産会)より。
アカテガニ。『内外原色動物大図鑑』(昭和11年、原色動物大図鑑刊行会)より。
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海の博物館