今年度、初の試みとして歴史教室「リアルミュージアム」を行いました。これは当館の高橋主任上席研究員の指導のもと
当館所蔵の本物の日本刀(但し刃引き済のもの)を使用し、日本刀の取り扱い方、手入れの方法、鑑賞作法などを学び、実際に体験してもらうものです。
今回は県立大多喜高校剣道部の皆さんに来ていただきました。正座の姿勢などさすがにきれいでしたが、やはり本物の日本刀を前に少し緊張気味でした。
指導役の高橋先生の前で少し戸惑いがちの皆さんです。
まず高橋先生から見本を見せます。
さっそく刀袋をほどいて刀を取り出します。
さすがに本物の日本刀、美しい刃文が見えます。
目釘抜きで目釘をはずします。けっこう固くてなかなか抜けません。
目釘が抜けたら柄をはずします。柄を持った手をトントンたたいて行います。これが難しいのです。
彼はとても上手くはずしました。
ていねいに手入れをしました。なかなか良い手つきでした。
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大多喜城分館