当館の活動

研究活動

調査・研究は、博物館活動の根幹となる事業です。その成果は、各種の展示はもとより、講演・講座などにも反映され、刊行物としても公表されています。
当館における研究分野は、利根川・江戸川を中心とする治水や洪水・水運史、あるいは関宿藩史、流域の民俗など、河川とその周辺をめぐる歴史的事象が対象となっています。

研究報告

第22号(平成三十年三月)

史料紹介

  • 新井浩文 「簗田家文書」の世界【5】-書状類(4)-
  • 中村正己 「戊辰後経歴(二)」
  • 千葉県立関宿城博物館 古文書研究会 「御配符写帳」
  • 榎 美香 「関宿を介した利根川筋の干鰯・肥糠流通ルートについて-擬物肥糠俵出廻りの一件より-」

研究ノート

  • 石田年子 激動の幕末・明治維新を生きた山崎宿里組組頭・望月傳左衛門のこと 名筆家・望月東雲について
  • 松井哲郎 養老川川船1/2縮尺模型船の製作 -低予算・素人による和船製作事例-
  • 市川幸男 利根川水系の中川流域及び鬼怒川にある自然堤防と河畔砂丘について鬼怒川洪水の際の溢水箇所は’いわゆる自然堤防’ではなく、「鬼怒砂丘」と呼ばれる内陸の河畔砂丘です

第21号(平成二十九年三月)

史料紹介

  • 新井浩文 「簗田家文書の世界」【4】-書状類(3)-
  • 中村正己 「関藩年譜(四)」
  • 中村正己 「戊辰後経歴(一)」
  • 千葉県立関宿城博物館 古文書研究会 「横田家仕宦録(二)」

研究ノート

  • 石田年子 下総・庄内領(野田市)に見る大杉信仰の繁栄
  • 岩槻秀明 鎮守の森、史跡等の植生(3)ー日枝神社(野田市東宝珠花)、電電神社(野田市西高野)ー

第20号(平成二十八年三月)

史料紹介

  • 新井浩文 「簗田家文書の世界」【3】ー書状類(2)

研究ノート

  • 松丸明弘 高瀬船の船頭とその家族ー船とともに暮した人々ー
  • 中村正己 鈴木貫太郎侍従長時代の二・二六事件について
  • 岩槻秀明 鎮守の森、史跡等の植生(2)ー白山神社(野田市木間ヶ瀬)、八幡神社(野田市新田戸)ー
  • 松井哲洋 千葉県印西市の船-「さっぱ舟」・「田舟」-
  • 市川幸男 江戸川・中川沿川にある選奨土木遺産について

第19号(平成二十七年三月)

論文

  • 石田 年子 野田市の回国塔と嶋村庄蔵の納経帳

史料紹介

  • 中村 正己 関宿年譜 (三)
  • 千葉県立関宿場博物館 古文書研究会 横田家士官録(一)

研究ノート

  • 中村 正己 武術家佚斎樗山の天狗芸術論と田舎荘子猫之妙術について
  • 松井 哲洋 五大力船の残影を求めてー船橋市浜町の澪に沈む船ー
  • 岩槻 秀明 鎮守の森、史跡等の植生(1)
    ー駒形神社及び稲荷神社(野田市木間ヶ瀬地区)ー

第18号(平成二十六年三月)

論文

  • 松丸 明弘 近世関宿城主の変遷について基礎的考察-城主堀田正順の存在を考える-
  • 石田 年子 野田市の屋敷神-木間ヶ瀬地区を中心に-

史料紹介

  • 新井 浩文 「簗田家文書の世界」【2】-書状類(1)-
  • 中村 正己 関宿年譜 (二)
  • 千葉県立関宿場博物館 古文書研究会 御関所取扱(抜粋)

研究ノート

  • 中村 正己 近世関宿藩士奥原氏二家の家請について(考察)
  • 松井 哲洋 現存する船の部材ー荒川・新河岸川水域(1)

第17号(平成二十五年三月)

論文

  • 石田 年子 順礼塔にみる近世の旅-野田市・百番塔を中心として-

史料調査

  • 新井 浩文 「簗田家文書の世界」【1】-起請文-
  • 中村 正己 関宿年譜 上
  • 千葉県立関宿場博物館 古文書研究会 年中行事并覚書

研究ノート

  • 市川 幸男 江戸時代に開削された水路の河床勾配の縦断形について

第16号(平成二十四年三月)

研究ノート

  • 中村正己 安政江戸地震による関宿藩領の震災史料を見る

史料紹介

  • 中村正己 寛政元年巳酉十月十五日 御関所万歳帳書抜(読み下し)
  • 千葉県立関宿城博物館 古文書研究会 天保十一年庚子年 手控

研究ノート

  • 松井哲洋 丸木舟を訪ねて(1)
    -出土丸木舟観察時の要点と縄文時代丸木舟について-
  • 岩槻秀明 利根川と江戸川の河川域に見られるタンポポのフィールドでの見分け方のまとめ

第15号(平成二十三年三月)

論文

  • 石田 年子 浅間塚築上文書に近世の木間ヶ瀬

史料紹介

  • 千葉県立関宿城博物館 古文書研究会 安政三年 笏記

研究ノート

  • 新井 浩文 戦国期の利根川流路と交通-栗橋城と関宿城の機能を中心に-
  • 中村 正己 関宿藩の武術
  • 市川 幸男 利根川・荒川流域の洪水と「押堀」について
    いわゆる「おっぽり」は「落堀」ではなく、「押堀」が本来の用語です(続編)

第14号(平成二十二年三月)

論文

  • 石田 年子 野田市の伊勢信仰 -奉納絵馬・記念碑を中心に-

史料紹介

  • 中村 正己 久世廣業家記 四冊之一 (読み下し) 
  • 千葉県立関宿城博物館 古文書研究会 嘉永七年甲寅年 笏記

研究ノート

  • 市川 幸男 「押堀」と「落堀」の治水地形用語の使い分けについて
    いわゆる「おっぽり」は「落堀」ではなく、「押堀」が正解です!
  • 岩槻 秀明 関宿城博物館周辺の植生の近況(2009年)    

第13号(平成二十一年三月)

論文

  • 石田 年子 野田市の山岳信仰(3) 霊神碑が語る木曽御嶽講の歴史

史料紹介

  • 林 保 せきやど紀行 全
  • 野田地方史懇話会古文書研究会 船橋随庵関係文書 莠話 [随庵、新田開発の全貌]

書評

  • 中村 正己 高崎哲郎著 鹿島出版会 評伝 大鳥圭介 威ありて猛からず

研究ノート

  • 中村 正己 朝鮮國禮曹参判金演奉書と老中久世重之 -関宿藩旧家老亀井家史料-
  • 岩槻 秀明 関宿城博物館周辺の植生について(2)

第12号(平成二十年三月)

歴史講座

  • 大島 建彦 利根川流域とアンバ信仰

史料紹介

  • 中村 正己 関宿藩御定法(下)
  • 野田地方史懇話会古文書研究会 船橋随庵関係文書 10篇

研究ノート

  • 新井 浩文 「戦国期の関宿城と町場形成」-近年の関宿城下構造に関する論考に触れて-
  • 市川 幸男
    オランダ人お雇い工師リンドによる浦安堀江水準標石の設置から 永田町の日本水準原点設置までの経過について
  • 松井 哲洋 木造船の劣化腐食-建造後50年経過した投網船の船板と船釘-
  • 岩槻 秀明 関宿城博物館周辺の植生について(1)                          

第11号(平成十九年三月)

論文

  • 石田 年子 野田市の山岳信仰(2) 浅間塚が語る富士講の隆盛

史料紹介

  • 中村 正己 関宿藩御定法(上)
  • 野田地方史懇話会古文書研究会 船橋随庵関係文書より八篇

研究ノート

  • 市川 幸男 江戸川下流部のからめきの瀬の位置の推定について
  • 松井 哲洋 川船の船図と工法(1)-日本の主要川船(高瀬船・艜船・鵜飼船)-

第10号(平成十八年三月)

論文

  • 新井 浩文 戦国期関宿周辺の領と領主-後北条氏による古河公方領再編における一考察-
  • 石田年子 利根川中流域の女人信仰-野田市・十九夜塔を中心として-

史料紹介

  • 中村 正己 近世の世喜宿城絵図について
  • 野田地方史懇話会古文書研究会 船橋随庵関係文書より六篇

研究ノート

  • 林 保 関宿藩の終焉(その2)-記録が語る関宿藩の終焉-
  • 松丸 明弘  『利根川図志』・「関宿伝記」にみる関宿の地理・伝説・怪異譚
  • 松井 哲洋 利根川水系及び近隣水域にある船板図の解析(2)
    -長さの単位「尋(ひろ)」と板図の縮尺率について-

報告

  • 瀬戸 久夫 マレーシア・シンガポール博物館見学記

第9号(平成十七年三月)

論文

  • 松丸 明弘 関宿久世家「教倫館」と儒官「亀田綾瀬と亀田鶯谷」

研究ノート

  • 柴内 孝 幕末の眼科医 高野敬仲-利根川中流域の医療と文化-
  • 林 保 関宿藩の終焉(その1)-記録が語る関宿藩の終焉-
  • 中村 正己 河川が育てた文化 近代文学者嵯峨の屋お室の生涯と作品について
  • 石田 年子 野田市の山岳信仰(1) 石造物にみる野田地方の出羽三山信仰
  • 松井 哲洋 利根川水系及び近隣水域にある船板図の解析(1)-高瀬船、五大力船など-

第8号(平成十六年三月)

論文

  • 新井 浩文 戦国期関宿周辺の河川普請-権現堂堤の修築を中心に-

研究ノート

  • 村上 春樹 岩井の将門伝説
  • 高島 愼助・石田 年子 千葉県野田市(旧関宿町)の力石

史料紹介

  • 中村 正己 関宿藩剣術士鏡心流 荒尾光政伝記について
  • 林 保 江戸町と関宿本陣会田家-会田久兵衛諸用之覚-(その2)
  • 榎 美香 我孫子市中峠の「四季耕作図」について

資料目録

  • 瀬戸 久夫 船橋随庵関係文書目録(3)-千葉県立関宿城博物館寄託資料-

第7号(平成十五年三月)

研究ノート

  • 村上 春樹 関宿付近の将門伝説
  • 石田 年子 石造物が教える利根川中流域の寺子屋師匠達
    -関宿町及び野田市の筆子塔・天神塔を中心として-

史料紹介

  • 林 保 江戸町と関宿本陣会田家-会田久兵衛諸用之覚からみる江戸町-
  • 中村 正己 関宿年譜(下)-藩主久世広明の動向について-

歴史の窓

  • 樋口 淳司 江戸川の名所変遷について
  • 額賀 栄司 江戸川流域に存在した軍事施設

資料目録

  • 瀬戸 久夫 船橋随庵関係文書目録(2)

第6号(平成十四年三月)

研究ノート

  • 松丸 明弘 新道新河岸争論の分析-布施村、木野崎村と瀬戸村河岸出入に境通六ヶ宿追訴一件を通して-
  • 石田 年子 関宿町における石塔に見る水神信仰
  • 新井 浩文 戦国期関宿の河川と交通-船橋市西図書館蔵「下総之国図」の資料紹介を通して-
  • 榎 美香 房総の農村歌舞伎の系譜
  • 高木 博彦 利根川中流域の石枕
  • 長谷川 拓也 関宿河岸の形成と構造について
  • 萩野谷 守泉 江戸時代の災害復旧工事について(寛保二年水害の御手伝普請)

史料紹介

  • 林 保 船橋随庵著作(其の四)-船橋随庵治水土木とその理論と実践-
  • 中村 正己 関宿年譜(中の1)-藩主久世広明の動向について-

資料目録

  • 瀬戸 久夫 船橋随庵関係文書目録(1)

第5号(平成十三年三月)

研究ノート

  • 新井 浩文 戦国期の関宿水運
  • 石田 年子 野田・関宿の赤痢流行と摩怛利神塔
  • 林 保 船橋随庵著作(其の三)-利根川筋水利之事-
  • 松丸 明弘 江戸川舟運の近現代課程への展望-元船頭たちへの聞き書きから-
  • 萩野谷 守泉 利根川第三期改修工事について-取手から沼ノ上まで区間-

第4号(平成十二年三月)

研究ノート

  • 中村 正己 関宿年譜(上)-藩主久世広明の動向について-
  • 林 保 船橋随庵著『毛見ばなし』と春木魯石著『地方落穂集』
  • 松丸 明弘 利根川・江戸川流域における近世交通史の諸問題
    -利根川・江戸川の狭間地域における輸送機構を中心に-
  • 加藤 光子 近世関宿向河岸における河岸場の形態的崩壊
  • 岡田 光広 利根川改修工事による流路の変更-第2期利根川改修工事区間を中心に-

第3号(平成十一年三月)

研究ノート

  • 新井 浩文 関宿会田家文書の再検討-関宿城下有力商人会田家と網代宿-
  • 中村 正己 久世氏関宿藩領地-陸奥国信夫郡の成立と変遷について-
  • 林 保 関宿関所について-関宿御抱関改方手控についての考察-
  • 齋藤 仁 明治初期の物資流通範囲及び運賃について-明治十二年今上中野台河岸運賃表から-
  • 松丸 明弘 利根川支流域の水運-鬼怒川水運と水海道河岸(下)-
  • 逆井 芳男 関宿町における水塚の研究【2】
  • 瀬戸 久夫 江戸時代の旅行ガイドブックを読む-『旅行用心集』から-
  • 清水 孝男 江戸川改修工事の始まり

第2号(平成十年三月)

研究ノート

  • 新井 浩文 中世関宿城の構造とその機能-『正保城絵図』所収「下総国世喜宿城絵図」の検討を中心に-
  • 島田 洋 後北条氏と簗田氏-古河公方足利義氏の家督相続と関宿移座をめぐって-
  • 中村 正己 近世中期・後期関宿藩支配関係についての考察-相模国・和泉国飛地領の成立と変遷-
  • 林 保 関宿領水土功績者船橋随庵(その二)-随庵の著書に見る随庵像-
  • 松丸 明弘 江戸川両岸における水塚の分布と立地条件-流山市と三郷市・吉川市を事例として-
  • 岡田 光広 中川低地の「領」と水防地形
  • 加藤 光子 近代関宿向下河岸における景観の認識-「旧土地台帳附属地図」と「旧土地台帳」を使用して-
  • 清水 孝男 江戸川の治水の変遷について

調査報告

  • 矢部 雅彦 博物館付近の野鳥に関する調査-春~秋(平成九年五月上旬~十一月上旬)を通して-

創刊号(平成九年三月)

研究ノート

  • 新井 浩文 中世関宿城下の宿とその機能-網代宿を中心として-
  • 中村 正己 近世中期・後期関宿藩支配関係についての考察
    -下総国猿島郡・葛飾郡、武蔵国葛飾郡内領地の変遷-
  • 林 保 関宿領水土功績者船橋随庵-関宿領要水論とその実践-
  • 松丸 明弘 利根川支流域の水運-鬼怒川水運と水海道河岸(上)-
  • 逆井 芳男 関宿町における水塚の研究
  • 加藤 光子 地籍図による関宿河岸の復原-向河岸・内河岸を中心として-
  • 渡辺 欽三 利根川筋の水防技術に関する調査研究

調査報告

  • 新木 準一 利根川河川敷の植生に関する調査-関宿城博物館付近を中心として-