稲刈り

第二展示室

水郷の稲作

田植え準備田植え稲刈り調整

 

水郷の稲作風景 ミニチュア模型 稲刈り

水郷の稲作風景 ミニチュア模型 稲刈り稲刈りをしている風景です。田では稲刈り鎌で稲を刈っています。刈り取った稲を田舟(タブネ)に乗せて、オダまで運んでいます。そして、稲束がオダに掛けられています。家の手前では調整作業が行なわれています。右側のエンマから俵を出荷しています。

 


稲の刈り取り1

稲の刈り取り1稲刈りは9月1日頃に当たる二百十日を目安に刈りはじめました。稲刈り鎌で刈り取った稲を、結緒(ユッツオー)で結わえています。腰に結緒が見えます。

 

稲を田舟で運ぶ

稲を田舟で運ぶ刈り取った稲を田舟(タブネ)に乗せて、オダまで運んでいます。土地改良前までは、田は排水の便が悪く、田に水が溜まるのは例年のことでした。そこで刈り取った稲が泥にまみれないように田舟に乗せました。

 

オダ掛けと出荷

オダ掛けと出荷オダ掛けは、刈った稲束をオダに掛ける作業です。エンマ側からサッパ舟に乗ってオダ掛けをしています。そして、俵に詰めた米が出荷されていきます。

 

オダから脱穀・調整へ

オダから脱穀・調整へオダ掛けをして乾燥した稲を、脱穀・調整するために家の脇に積んでいます。エンマからサッパ舟で稲を移動させています。

 

稲こき

稲こき刈り取った稲の穂をこいで籾にするのが稲こきです。稲こきに使っている道具がよく見えませんが、足踏み脱穀機を使っています。

 

クタダタテ

クタダタテ稲こきが終わると、シビ通しという目の粗いふるいでシビ(わらくず)・ミゴ(実のついたままの枝)を分けました。
この作業をクタダタテといって、シモ風もしくは丑寅風(南東の風)でシビを飛ばしました。残ったミゴは半日干して、ボッチャラブチ、モンブジョ(揉み打ちお)で叩いて、それを唐箕にかけました。

 

地干し

地干し脱穀・調整作業は稲刈りをする一方で平行して行われました。脱穀・調整作業の間、モミを再び地干ししておきました。モミをならしている道具はモミカエシといいます。モミに日光がよくあたるように歯がギザギザになっています。

 

唐箕掛け

唐箕掛けスルス挽きが終わったスクモ(籾殻)と玄米(げんまい)を選別するために、唐箕(トウミ)掛けをしています。

 

脱穀・調整作業

	 脱穀・調整作業稲刈りをする一方で脱穀・調整作業をするため、この時期の農家は大変忙しく家族総出で働きました。屋敷内の庭や土間等で作業するため、足の踏み場もないほどです。

 

ダシ場

ダシ場家の脇にはエンマにダシ場がついています。ダシ場はエンマの水を生活用水として利用する場所です。水おけが置いてあります。この水おけにエンマの水を上から入れて、左側の口から出してつかいます。水おけにはシュロや砂やジャリが入っていて、水をろ過します。その水を煮沸してから口にしました。

 

オダに使う杭

オダに使う杭家の脇にオダに使う杭が置かれています。水郷地帯は木がほとんどないため、木材は大切にされていました。オダは稲を架けて干すためのもので、これを作ることをオダ結いといいました。オダ結いは盆前頃に行なわれ、墓所としては屋敷近くの田の端やクロが利用されました。これは、田のクロであればいくらか高さもあって、わずかの雨なら水に浸かる心配が少ないためです。また、水郷は水害が多くあったので、いざというときはエンマ沿いの方がすぐに取り込めて、舟で運べたからです。模型のこの部分は展示室では見えないのですが、裏側まできちんと模型が作られています。

 

ほうきとざる

ほうきとざる家の脇にほうきとざるが置かれています。模型のこの部分は展示室ではほとんで見えないのですが、きちんと模型が作られています。

 

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