プロフィール
氏名 | 大津 千晶(おおつ ちあき Chiaki OTSU) |
所属等 | 教育普及課 研究員 |
専門分野 | 植物生態学 |
関連リンク |
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研究テーマ
- 大型草食獣や過去の土地利用が植物群落に与える影響に関する研究
研究内容
気候の変化や土地利用の変化、草食獣の増加など、野生の植物種を取り巻く環境は劇的に変化しています。これらの環境の変化によって植物種の生育状況がどのように変化しているのか調べています。
研究成果
・「ニホンジカの摂食圧を受けた半自然草原群落の回復はグラミノイド類の減少と柵の設置年数に左右される(英文・筆頭)」 (PeerJ、 2019年)・「シカの摂食圧下で森林施業を通じて草原生草本種を保全する方法(英文・共著)」(Biodiversity and Conservation、 2018年)
・「半自然草原における個々の種の生残と加入を通した絶滅負債の証明(英文・筆頭)」(Journal of Vegetation Science、 2017年)など
メッセージ
野山の植物がなぜそこにいるのか、調べていくと思いもよらないドラマが隠されていることがあります。植物がそこにいる理由に基づいて、希少な植物群落の保全方法について考えたいと思っています。