令和4年春の展示 苔松苔梅 ―春を寿ぐ うめのきごけ―

令和4年春の展示 「苔松苔梅 ―春を寿ぐ うめのきごけ―」

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【開催日】令和4年1月8日(土)~令和4年5月8日(日)

※新型コロナウイルス感染拡大予防の状況により開館日や会期を変更する場合がございます。最新の情報についてはこちらをご覧ください。

【会場】中央博物館第1企画展示室・生物展示室側廊下

【開館時間】10:00〜16:30(最終入館16:00)

【休館日】月曜日(月曜が祝祭日の場合には火曜日が休館:1/11 3/22),4月26日(臨時休館)

【入場料】一般300(240)円、高・大学生150(120)円 ( )内は20名以上の団体料金

※次の方は無料:中学生以下・65歳以上の方(年齢を示すものをご提示ください)・障害者手帳等をお持ちの方及び介護者1名(手帳をご提示ください)

【チラシ】 ダウンロード 表(1331KB)(jpg イメージ)
       ダウンロード 裏(1105KB)(jpg イメージ)

 

展示の趣旨

 お正月にはお客様を迎えるためや神仏に供えるために木や花をいけます。中でも苔がついた松や梅は、苔松苔梅と呼ばれ、おめでたい迎え花として珍重されます。このような苔は、ウメノキゴケをはじめとする地衣類の仲間で、日本画や能舞台の松の上にも描かれています。本展示では日本文化の中に見られる苔(ここでは地衣類)と、地衣類の不思議な世界についても併せて紹介します。

 

展示内容

〇苔松苔梅の歴史
苔松苔梅がいつ、どこで、どのように使われていたか
和歌や古典籍から紹介します。

 

〇苔松苔梅と立花
苔松苔梅が立花にどのように使われていたか
立花図やいけばなの本から紹介します。


◆立花図 『増補立花大全』個人蔵 

 

〇苔松苔梅の生産と大市
お正月のいけばなの定番の花材として欠かせない苔松苔梅。
生産や取引の様子を画像から紹介します。


◆苔松の生産 苔(地衣類)を松に貼る

 


◆苔松苔梅大市の様子(東京・大田市場 取材協力:(株)大田花き、東京都中央卸売市場 大田市場)

 

〇日本画に描かれる苔
日本画の樹木や岩の上に決まって描かれる苔も地衣類。
苔が描かれた日本画の中で、苔を探します。

 

〇能舞台の上にも苔
能舞台の鏡板にも苔が描かれる
全国各地の能舞台の鏡板の上に描かれる老松と苔の画像が大集合。


◆国立能楽堂の鏡板(画像提供:国立能楽堂)

 

◆国立能楽堂の老松に描かれた苔(上の画像の部分)

 

〇日本文化の中の松と苔
苔が生えた松は、慶事の者の多様なデザインに用いられてきた
苔がデザインされた着物などを展示

 


◆苔が描かれた掛袱紗(かけふくさ)

 


◆梅に苔が書かれた振袖(部分)

 

〇ウメノキゴケは地衣類の仲間
見せます!! ウメノキゴケの全て。
地衣類って何者?地衣類について解説。


◆石碑についたウメノキゴケ

 

〇リトマスは地衣類からできている
酸性・アルカリ性を判定するリトマス試験紙は、じつは地衣類から作られる。
ウメノキゴケ染めの着物を期間限定で展示。


◆ウメノキゴケから作った“リトマス”

 

関連行事

〇講座「地衣類をのぞいてみよう!」
令和4年2月23日(水・祝)13:30~15:00
会場:研修室 定員10名 事前申込(*) 料金:無料

〇観察会「青葉の森の地衣類」
令和4年3月21日(月・祝)13:30~15:00
会場:青葉の森公園 定員5 名 事前申込(*)料金:保険料50円

〇ミュージアム・トーク(展示解説)
1/9(日)、2/13(日)、27(日)、3/13(日)、27(日)、4/10(日)、24(日)、5/8(日)
いずれも11:00~11:30。定員 10 名 先着当日申込 受付場所2F案内所 入場料必要。

*) 「イベント」>「講座観察会」のページをご覧ください

【協力等】

この展示は「全国科学博物館活動等助成事業 2021年度」の助成を受けました。
このページとチラシの作成にあたり、以下の方々に協力していただきました。
・団体等:大槻能楽堂、株式会社大田花き、国立能楽堂、東京都中央卸売市場、湊川神社能楽殿(五十音順)
・個人:長谷川明弘

 

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