2020年度(2020.04–2021.03)の常設展示更新情報

房総の歴史展示室の展示を更新しました

(2020.05) new!!

不受布施派新コーナー

新収資料を加えた「近世の信仰」、「不受不施派と上総新門徒」コーナー

日蓮宗の中でも、「法華経の信者でない者からは供養を受けず、施しもしない」という思想を根本に据えるのが「不受不施派(ふじゅふせは)」です。

江戸時代には体制維持の妨げになるとして、キリスト教などとともに弾圧の対象となりました。房総では下総・上総国に地下信仰組織が形成されました。

また房総には「上総七里法華」と呼ばれる地域があり、戦国時代に土気城主であった酒井定隆の帰依により日蓮宗日什門流が盛んでしたが、ここからも不受不施の地下信仰組織が生まれ、「上総新門徒」と呼ばれました。

 

日進筆曼荼羅

新収資料「日進筆曼荼羅」

日蓮宗では、法華経の世界を漢字や梵字で表した「曼荼羅(まんだら)」を本尊とします。

日進(1698~1767)は、江戸中期に上総新門徒を束ねた僧です。
元文3年(1738)に捕縛され、三宅島に流されましたが、その後も他界するまでの28年間にわたり、房総の信徒に手紙や曼荼羅を送って信仰を励ましました。

 

日進筆絵曼荼羅

「日進筆絵曼荼羅」(複製品)

同じく日進による曼荼羅です。題目の左右に釈迦如来・多宝如来の二仏を配した「三宝尊」と日蓮聖人像の下に、自身が流刑になった経緯や殉教者の名が併記されています。

 

 

房総の地学展示室の展示を更新しました

(2020.04) new!!

巨大ザメ ”メガロドン”の学名を

「オトダス・メガロドン」に変更しました。

千畑層の化石を見やすく配置しました。

 

チバニアン期を代表する古生物(ヤベオオツノジカとナウマンゾウ)のミニチュア復元模型を展示しました。

ヤベオオツノジカ

ヤベオオツノジカ

国立科学博物館に展示されている骨格をもとに製作されています。(約1/8の大きさ、模型製作・撮影:徳川広和氏))

 

ナウマンゾウ

ナウマンゾウ

中央博物館地学展示室にある全身骨格をもとにして忠実に再現された復元模型です。(約1/17の大きさ、模型製作・撮影:徳川広和氏)

 

ナウマンゾウ全景

ナウマンゾウの復元模型の写真を、全身骨格と見比べられるように展示しました。

 

ミニナウマンゾウ

成田市で発見されたナウマンゾウの頭骨のレプリカを、3Dスキャンし、製作されたミニチュアレプリカ(約1/10)を展示しました。(写真右下、製作:円尾博美氏)

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中央博物館