音の風景ブログ
企画展「音の風景」最新情報をお伝えします。
- おすすめコーナー その1 「エジソンからPCM録音へ」(2013/10/16)
- 企画展「音の風景」がはじまりました(2013/10/05)
- 音の仕掛け作りはじまる (2013/09/24)
- 展示作業進行中!(2013/09/19)
おすすめコーナー その1 「エジソンからPCM録音へ」
2013/10/16 16:10:03
これから何回かにわたって企画展「音の風景」のおすすめコーナーを順に紹介しようと思います。今回は「エジソンからPCM録音へ」のコーナーです。
このコーナーには、今ではなかなか見ることのできない、貴重な録音機がたくさん並んでいます。
エジソンが蠟管蓄音機を発明したのが、1877年。録音の歴史はここからスタートします。
蝋管蓄音機(Edison Standard Phonograph)(千葉市郷土博物館蔵)
米国エジソン社により1889年以降に生産されたスタンダードモデルです。
ポータブル円盤式蓄音機 (Victrola Suitcase)
米国ニュージャージーのビクタートーキングマシン社により1921年以降に生産されたポータブル蓄音機です。
続いて、野外録音のための機材の変遷を紹介しています。
野外で録音するためには持ち運びができることが条件です。
1950年代以降、様々に工夫されていきました。
こちらは録音家蒲谷鶴彦氏(1926 - 2007年)が自作したステレオ録音機です。
1963年ソニー製のEM-1というモノラルの録音機を2台重ねたものです。
蒲谷氏の熱意が伝わってくる品です。(蒲谷サウンドアーカイブ蔵)
その他の録音機
他にもたくさんの録音機があります。
また、蝋管蓄音機をはじめ、様々な機材で録音した音を聞くことができる「みみふくろーが紹介する録音の変遷」コーナーもあります。
企画展「音の風景」がはじまりました
2013/10/05 16:29:13
本日から企画展「音の風景」がはじまりました。
企画展担当者によるミュージアム・トーク(展示解説)には、あいにくの天気にもかかわらず、たくさんの方が参加してくださいました。
先日、ちょっと紹介した音のしかけは、このようになりました・・・
エントランスの「千葉の音 今昔」
「壁に耳あり 障子に目あり」のコーナー
耳をあてて聞いてみて!
「みみふくろーが紹介する録音の変遷」のコーナーはこうなりました。
展示室の奥は「音の風景シアター」
水郷佐原にいる気分になって、音の世界へどうぞ。
第2企画展示室は「日本サウンドスケープ協会20周年展」
音の仕掛け作りはじまる
2013/09/24 20:59:50
オープンまで10日となりました。
今日から音を聞いていただくための仕掛け作りがはじまりました。
博物館の正面玄関を入ってすぐのところには「千葉の音 今昔」のブースを設置します。
こちらは、「壁に耳あり、障子に目あり」のコーナーです。
ちょっとお行儀がわるいですが、壁に耳をあてて鳥の声を聞くことができます。
この展示の中でだけ。特別に!
こちらは、展示の案内人“みみふくろ~”が紹介する、録音の歴史のコーナーです。
まだスピーカーも設置していませんが、こちらはオープンしてからのお楽しみです。
展示作業進行中!
2013/09/19 14:05:43
10月5日の開催に向けて、展示作業が急ピッチで進められています。
レイアウト作業
ほぼ準備の終わったコーナーもあるのですが...
パネル作成作業や
ラベル編集作業など
まだまだやるべきことがたくさん残っています。