2018年の常設展示更新情報

房総の地学展示室の「チバニアン」関連展示を更新しました

(2018.05)new!!

「房総の地学」展示室内で「チバニアン」に関連する箇所を掲示しました。また、「トピックス:地磁気の逆転と千葉の地層」の解説パネルを地学展示室のカウンター内に新たに展示し、千葉県市原市田淵地区の養老川沿いに見られる、地磁気の逆転を記録した地層(上総層群国本層)について紹介しています。カウンターの上には、今なぜこの地層がホットな話題になっているのかを説明した解説シート、「誕生するか?『千葉時代(チバニアン)』」をご用意しました。

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なるかチバニアン

関連展示

地磁気逆転

地磁気逆転2

 

 「房総の地学」展示室出口付近の廊下には、「地球磁場とその逆転」について展示しました。地球磁場の逆転を世界で初めて提唱した、日本の京都帝國大学教授松山基範(もとのり)博士の功績と、博士が最初に逆転した地磁気を持つ岩石を発見した兵庫県豊岡市の玄武洞の玄武岩について紹介しています。

>>詳しい内容はこちらから(315KB)(PDF文書)


房総の歴史展示室に「〆粕」と「魚油」の実物を展示しました

(2018.05)new!

房総の歴史展示室の「近世」コーナーでは、江戸時代における産業と交通の発達ぶりを示す資料を展示していますが、その中で、このたび大利根分館で再現した実物の「〆粕」と「魚油」を追加展示しました。魚油は、行灯などに用いる安価な燃料として庶民に重宝されましたが、九十九里沿岸で大量に獲れたイワシを茹でた後に圧搾して出てきた油分を精製して魚油を作るとともに、搾りかすを天日で乾燥させて〆粕も作りました。〆粕は肥料として用いられ、イワシをそのまま干して作る干鰯と並び、江戸時代から明治時代にかけて広く流通した房総を代表する金肥です。

従来展示している〆粕(模型資料。圧搾直後のブロック状の塊の一部を打ち欠いた状況を再現)と一緒に見学していただくことで、かつての農業生産に大きな役割を果たした肥料としての〆粕及び灯りの燃料としての魚油がどのようなものかを、それぞれ実感していただけたら幸いです。

 

房総の歴史展示室の縄文時代・古墳時代コーナーの
展示資料を一部を更新しました

(2018.02)

縄文時代コーナー

古墳時代コーナーの展示1

古墳時代コーナーの展示2

 石揚(いしあげ)遺跡(柏市)から出土した縄文時代前期の土偶を追加しました。胸のふくらみが表現されていることから、女性の上半身と思われ、表面と裏面に細かい線刻が施されています。隣に並ぶ縄文時代後期・晩期の土偶に比べると、素朴なつくりです。
(千葉県教育委員会所蔵)

古墳時代コーナー

古墳時代コーナーの展示3

古墳時代コーナーの展示4

 大山台(おおさんだい)第36号墳(木更津市)から出土した玉類を追加しました。勾玉、管玉、丸玉と様々な形があり、素材もメノウ、ヒスイ、碧玉、ガラスと様々です。大山台第36号墳からは、展示資料以外にもコハク製棗(なつめ)玉、埋木製棗玉、水晶製切子玉が出土しています。
(木更津市教育委員会所蔵)