生態学・環境研究科 大庭照代

プロフィール 

大庭照代

氏名 大庭 照代(おおば てるよ Teruyo OBA)
所属等 生態学・環境研究科 主任上席研究員
専門分野 自然の音と音環境(生物音響学)・動物の行動・鳥の生態

研究テーマ

  • 生態園の生態系変遷に関する野鳥調査(地域研究課題)
  • 自然の音と音環境コレクション:生物音声自動認識・環境モニタリング・環境学習等への活用(普遍研究課題)

 

研究内容 

生態園に生息する鳥類の種類と個体数を平成元年(1989年)から定期的に調べ,地域の生物多様性や陸上生態系の変遷や人為影響を探り,生態園の運営管理に役立てる基礎的資料としています.平成元年度より千葉県内外で収集してきた自然の音と音環境コレクションは,生態園内での音環境録音や平成25年10月から平成27年9月まで舟田池に設置したマイクによるライブモニタリング音源とともに,様々な活用可能性を秘めています.現在はこのコレクションを生物音声自動認識や環境藻にタイリングなどに活用するため必要な整備を行っています.

 

研究成果

展示:平成20年度生態園トピックス展「生態園の鳥いまむかし-生態園野鳥調査から-」平成25年度企画展「音の風景~うつりゆく自然と環境を未来に伝える」.論文など:「環境教育及び評価への自動生物音響同定の応用」(Anais da Aca. Bras. Cienc., 2004年),「環境モニタリングへの生物音響学的アプローチ」(千葉県立中央博物館自然誌研究報告,1999年),「自然音の聞き分け~ききみみずきん」(騒音制御,2009年),「自然の音体験を支援する科学技術 『ききみみずきん』が学校にやってくる日のために」(科学技術教育,2010年).第16-19回図書館総合展(2014-2017)では,自然の音と音環境コレクションの利用促進に向け,内容などの紹介を行い,2017年には実行委員会特別賞を受賞しました.

 

メッセージ

研究成果をデジタルミュージアムで公開しています.身近な鳥・虫・カエルの音は「音の標本箱 生態園の生き物」で,自然の音の聞き分けなら「耳をたよりにプロジェクト」,「ききみみコレクション」では博物館に収蔵される数々の音声資料を紹介,また「地域の音が出る地図」では各地でみつけた音と音の風景(パノラマ映像)をお楽しみください.