プロフィール
氏名 | 尾崎 煙雄(おざき けむりお Kemrio OZAKI) |
所属等 |
企画調整課 上席研究員 |
専門分野 | 森林生態学 |
関連リンク |
![]() |
研究テーマ
- 生態園の生態系変遷に関する研究(地域研究課題)
- 房総丘陵の昆虫・クモ類相(地域研究課題)
- 房総丘陵の維管束植物相(地域研究課題)
- 房総のヒメコマツの保全生態学的研究(地域研究課題)
- 千葉県におけるナラ枯れ病に関する研究(地域研究課題)
- ヤドリギ類の生態学的研究(普遍研究課題)
研究内容
房総丘陵の動植物の生態について多面的に研究しています。現在、房総丘陵において絶滅に瀕しているヒメコマツの保全、半寄生植物ヤドリギの生態、カシノナガキクイムシという甲虫が引き起こす「ナラ枯れ病」の研究などについて重点的に取り組んでいます。
研究成果
「Extensive selfing in an endangered population of Pinus parviflora var. parviflora (Pinaceae) in the Boso Hills, Japan」(Tree Genetics & Genomes、2013年、共著)、「房総の絶滅危惧ヒメコマツ個体群の現状と保全の試み」(Bunrui、2014年)、「ヤドリギを食餌とするチャハマキの記録」(房総の昆虫、2017年、共著)、「Host Plant and Larva of Nygmia staudingeri (Lepidoptera: Lymantriidae)」(Japanese Journal of Systematic Entomology、2019年、共著)など。
メッセージ
森の中を這い回るように探索し、生きもの同士のかかわりを観察することが大好きです。これを「森ダイビング」と呼んでいます。植物も動物も菌類も、どんな生きものでも食わず嫌いをしません。
生きものの織りなす豊かな世界の一端を解き明かし、紹介していきたいと思います。