プロフィール
氏名 | 御巫 由紀(みかなぎ ゆき Yuki MIKANAGI) |
所属等 | 植物学研究科長 |
専門分野 | 植物分類学(種子植物) |
関連リンク |
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研究テーマ
- 下総台地東部の自然:植物(重点研究課題)
- 房総の維管束植物誌(地域研究課題)
- バラ属植物の香りの研究(普遍研究課題)
研究内容
日本に自生するバラ属野生種について、江戸時代の本草書など古い文献に登場するバラについて、日本の野生種が現代バラの育種に与えた影響やバラの香りの起源について、など、バラのことなら何でも興味を持って取り組んでいます。 令和3年度特別展「バラのすべて」の図録はミュージアムショップで販売中です。
研究成果
著書『野ばらハンドブック』(文一総合出版、2019)、『魅惑のオールドローズ図鑑-写真が語る伝統のバラ100の物語-』(世界文化社、2018)、論文「バラ属:ロサ節、シネンシス節、ガリカ節野生種および園芸品種の花のアントシアニン (英文)」(バイオケミカル・システマティクス&エコロジー、2000年)、ヤマイバラとミヤコイバラの雑種と推定されるヤマミヤコイバラ(新称)(植物研究雑誌 86(4)、248-252、2011-08) など。
メッセージ
地球上に、バラの野生種は百数十種、園芸品種は数万あるといわれます。人間と共に長い歴史を歩んできたバラを、植物学的な立場と園芸学的な立場の両方から研究しています。ライフワークとしては、世界中の野生バラの自生地を訪ね、本来の姿を自分の目で見てみたいと願っています。