プロフィール
氏名 | 渡瀬 綾乃(わたせ あやの Ayano WATASE) |
所属等 | 歴史学研究科 研究員 |
専門分野 | 日本民俗学 |
関連リンク |
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研究テーマ
- 集落の寺院や堂宇を対象とした、地域における宗教施設の多義性
研究内容
地域と寺院のかかわりとして、有人・無人寺院、堂宇といった宗教施設を調査対象に、社会集団の形態と、地域社会における宗教施設の共有性と多様性について明らかにします。
研究成果
「神仏分離による廃寺と現在の寺院の周縁 ―坊津町鳥越集落を事例に― 」(『蓮花寺佛教研究所紀要』 第14号 、2021年)、「新四国巡礼と集会所 –桜川八十八ヶ所と土浦市新治地域を事例に- 」(『史境』第72号、2016年)など
メッセージ
全国のコンビニの数より寺院の数って多いんです。でもその5か寺に1か寺は過疎地域にあるといわれています。集落の寺院は無住なことも多く、「なぜ寺院を維持するのか?」を調査すると、その地域における寺院という場のいろんな役割が見えてきます。この役割の多様性は神社もお堂、集会所も同じです。場を軸に地域を見る、その視点の面白さを紹介していければと思います。