プロフィール
氏名 | 内田 龍哉(うちだ たつや Tatsuya UCHIDA) |
所属等 | 歴史研究科 主任上席研究員 |
専門分野 | 日本近世史 |
研究テーマ
- 近世・近代の文人・文豪の房総遊歴
研究内容
近世後期から明治・大正・昭和にかけて、江戸湾海運・利根川水運や街道、さらに県内鉄道網を利用して、房総地域を旅した多くの文人・文豪・風景画家の紀行詩文・絵画などを掘り起こし、彼らが体験した房総の歴史・文化と自然から、どのような魅力を享受し発信したかを明らかにする。
研究成果
(令3成果)根岸派の文人大和田建樹の香取・鹿島・印旛地域関する紀行詩文・遊歴事蹟を掘り起こした。大和田は、成田の素封家の後援を得て、房総地域への遊歴と執筆を行っている。
メッセージ
房総を舞台とする近代の紀行詩文を調査しています。歌人正岡子規・河東碧梧桐、小説家尾崎紅葉・岡本綺堂・長塚節・島崎藤村・田山花袋、画家小川芋銭・石井柏亭など多彩な人物が房総の風光と世情に触れるさまを追っています。