平成26年 春の展示「水辺の記憶 -写真家 林辰雄のまなざし-」
~ 本展示は終了しました ~
会期:平成26年3月8日(土)〜5月25日(日) 会場:千葉県立中央博物館 本館 企画展示室にて開催 |
検見川の打瀬船
印旛沼の女船頭さん
佐倉市出身のアマチュア写真家、林辰雄さんは昭和30〜40年代の高度経済成長期に、水辺に生きる人々の暮らしをテーマとして、風景や生活の変化を膨大な記録写真に遺しました。
本展示では、氏の写真を東京湾岸、印旛沼、九十九里浜と外房海岸の三地域に分けて紹介し、水とともにあった暮らしを振り返ります。
1.林辰雄の肖像
林辰雄さんの略歴と愛用したカメラを紹介します。
2.印旛沼とその周辺の暮らし
川魚漁や渡船、東京行商などを紹介します。
ウナギ漁
フナ網をのせた舟
3.九十九里浜と外房海岸の暮らし
いわし漁や海女の潜水漁などを紹介します。
イワシが満載の船で働く女
暖をとる海女たち
4.東京湾岸の暮らし
海苔漁、貝漁など海とともにあった暮らしを紹介します。
貝をむく
海苔干し場
5.暮らしの姿とその変容
祭礼・こども・メーデーなどの写真から、時代の変遷や社会の変容にカメラを向け続けた林辰雄の業績を振り返ります。
印旛沼にお浜降りする神輿
チンドン屋さん
メーデーの行進
関連行事
講演会「水辺の景観と生業-林辰雄撮影の写真を手がかりに-」
日時:平成26年3月22日(土)13:00〜15:30
会場:千葉県立中央博物館 1階ホール 【当日先着200名】
内容:東京湾岸と印旛沼周辺の、埋め立て以前の景観と生業、およびその変容について、
林辰雄氏の写真をもとにご紹介します。
ミュージアム・トーク(職員による展示解説)
日時:平成26年3月9日(日)・3月15日(土)・3月23日(日)・3月29日(土)・3月30日(日)・
4月6日(日)・4月13日(日)・4月20日(日)・4月29日(火祝)・
5月3日(土祝)・5月11日(日)・5月25日(日)
11:00~11:30,14:30~15:00(1日2回)
会場:千葉県立中央博物館 企画展示室 【定員なし、どなたでも参加できます。但し入場者のみ】
内容:研究員が本展示を簡単に解説いたします.
体験イベント「なんちゃってアオギス釣り体験!」
日時:平成26年5月5日(月祝) 10:00〜16:00
会場:千葉県立中央博物館 二階ホール 【定員なし、どなたでも参加できます。但し入場者のみ】
内容:江戸時代から昭和30年代頃まで東京湾で行われていたアオギス釣りを模擬体験します。