地域研究課題(生命誌系2)
研究タイトル | 生態園の生態系変遷に関する研究 |
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研究代表者 | 尾崎煙雄 |
研究分担者 | 小田島高之、 大木淳一、斉藤明子、桑原和之、後藤 亮、栗田隆気、西内李佳、坂田歩美、千葉友樹、林 紀男、 林 浩二、平田和彦、吹春俊光、山本伸子、樽宗一郎、古木達郎、天野 誠、 宮川尚子、伴 光哲 |
研究内容 | 生態園の植物、動物、菌類、水生生物などの生物相を調査し、水質データ、気象データなどとともに長期的に記録を蓄積して、生態園における生態系管理や教育普及に役立てていく。さらに、これらを開園以来の既存のデータや在来の里山における資料とも比較して、都市近郊域における生態系の再生過程を明らかにする。なお、野鳥調査についてはボランティアの協力を得て実施する。 |
研究タイトル | 房総のヒメコマツの保全生態学的研究 |
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研究代表者 | 尾崎煙雄 |
研究内容 | 近年急速に減少している房総丘陵のヒメコマツ個体群について、モニタリング調査を行い、その保全に向けた研究を行う。 |
研究タイトル | 千葉県におけるナラ枯れ病に関する研究 |
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研究代表者 | 尾崎煙雄 |
研究分担者 | 斉藤明子 |
研究内容 | ブナ科樹木萎凋病(通称:ナラ枯れ)はナラ菌Raffaelea quercivoraが感染することによりブナ科樹木が枯死する樹病で、1980年代以降本州日本海側を中心に広葉樹林に大きな被害をもたらしている。我々の調査により2017年8月に千葉県内で初めてナラ枯れを発見した。この菌を媒介する甲虫の1種カシノナガキクイムシの生態を調べ、県内におけるナラ枯れの動向を予測する。 |
研究タイトル | 侵略的外来水生植物の分布・ 生理・生態に関する研究 |
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研究代表者 | 林 紀男 |
研究内容 | 侵略的外来水生植物の繁茂状況の変遷追跡、および陸水環境における異常繁茂が水生生物に及ぼす生理・生態的な影響などについて検討する。 |
研究タイトル | 房総半島周辺海域における海鳥の分布と生態 |
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研究代表者 | 平田和彦 |
研究内容 | 房総半島周辺海域における海鳥の分布と生態ならびにそれらの季節変化を、直接観察とバイオロギングによって明らかにし、その特徴を海流や海底地形、漁業等の環境要因に着目して解析する。 |