地域研究課題(地球誌系)

地域研究課題(地球誌系)

  1. 房総の大地から探る地球の歴史
  2. 房総半島南部の大地の動きをさぐる
  3. 房総丘陵の地誌・地形・地質と生物と人のくらしの関連性

 

研究テーマ1

研究タイトル 房総半島の無脊椎動物化石相
研究代表者 加藤久佳
研究内容 房総半島の第四系から産出する無脊椎動物、とくに十脚甲殻類化石資料を重点的に収集し、国内各地の既知のデータと比較検討する。

研究テーマ2

研究タイトル 房総半島の軟体動物化石相
研究代表者 伊左治鎭司
研究内容 房総半島から産出する軟体動物化石について、地域や地層ごとに、化石群集を構成する代表的な分類群を調査し、そのコレクションを充実させる。

研究テーマ3

研究タイトル 房総半島の脊椎動物化石相
研究代表者 丸山啓志
研究内容 房総半島に分布する地層から、ナウマンゾウなどの陸棲哺乳類や、アワイルカなどの海棲哺乳類のような多種多様な脊椎動物化石が産出する。この化石記録から地質時代の房総半島における脊椎動物相の変遷を明らかにする。

研究テーマ4

研究タイトル 房総周辺の花粉・環境誌
研究代表者 奥田昌明
研究分担者 館外研究者
研究内容 房総半島から産出する軟体動物化石について、地域や地層ごとに、化石群集を構成する代表的な分類群を調査し、そのコレクションを充実させる。

研究テーマ5

研究タイトル 房総半島の最終氷期以降の植生変遷
研究代表者 西内李佳
研究内容 最終氷期(主に2~3万年前)から現在にかけての房総半島の植生変遷を、特に照葉樹林の拡大と針葉樹の衰退に着目して、花粉や葉、種実の化石から明らかにする。

研究テーマ6

研究タイトル 房総の化石密集層の成因
研究代表者 千葉友樹
研究内容 房総半島の地層に見られる化石密集層の成因を堆積物や化石群集に基づき明らかにする。また、当時の環境と生物の関わりを化石密集層から読み解く。

研究テーマ7

研究タイトル 房総半島嶺岡帯の地質構造の解明
研究代表者 高橋直樹
研究内容 嶺岡帯は無数の断層が発達したきわめて複雑な地質構造を持っている。詳細な現地調査を実施するとともに、構成岩石の岩石学的特徴の検討を加えて、これらの地質構造を明らかにする。

研究テーマ8

研究タイトル 房総半島における水利用に関する研究
研究代表者 小田島高之
研究内容 川回しや上総掘り、二五穴等の房総半島に特徴的な水利用について、それら分布や変遷を調査する。

研究テーマ8

研究タイトル 房総丘陵を水源とする河川流域の地形誌
研究代表者 八木令子
研究分担者 共同研究員
研究内容 房総半島南部の隆起や岩質を反映した河川の地形発達、川廻しなどの人工改変地形を調査し、房総丘陵を水源とする河川流域の地域特性を明らかにする。

研究テーマ8

研究タイトル 千葉県に生息するタゴガエルの産卵場所に関する環境地質学的研究
研究代表者 大木淳一
研究内容 タゴガエルの産卵場所および越冬場所である湧水箇所を環境地質学的に解明する。

研究テーマ8

研究タイトル 千葉県で観測される蜃気楼の発生メカニズムに関する基礎研究
研究代表者 大木淳一
研究内容 千葉県で観測される蜃気楼の発生状況を調査し、発生メカニズムを地形学及び気象学的側面から明らかにする。