千葉県立中央博物館

千葉の県立博物館各館リンク
 
> 千葉県立中央博物館> 展示案内> 平成28年度の企画展示> 火山がつくった日本列島 
おでかけ前に
 

おすすめコンテンツ

生態園房総のやまフィールドミュージアム千葉の県立博物館デジタルミュージアム
 
収蔵資料検索
 
メールマガジンのご案内中央博サークル
 


 千葉県は「石なし県」とも呼ばれますが、建築・土木分野ではさまざまな石材が使われています。それらの多くは、日本列島各地の火山でさまざまな時代につくられた岩石で、それぞれ性質が異なります。
 本展示では、石材を題材にして、日本列島の大地を形づくってきた火山の歴史的変遷を見ていきます。房総半島特産の「房州石」についても詳しく紹介します。

<見どころ>
1)房総半島特産の鋸山の「房州石」について詳しく紹介
2)近年の日本列島各地の火山活動を紹介
3)火山とは何か — 火山噴出物のいろいろを紹介
4)石材を題材に各時代の火山活動の特徴を紹介
5)房総半島には火山そのものはないものの、火山噴出物はたくさんあることを紹介


関連トピックス展 「子供たちが調べた『房州石』」
開催期間:平成28年4月1日(金)~6月5日(日)

富津市天神山小学校の子供たちが、かつて地元で採掘されていた房州石(天神山石)について、みんなで手分けして調べた結果を展示します。
子供たちが調べた「房州石」




<関連行事>

1)自然誌シンポジウム「火山と石材」 
 5月21日(土) 10:00〜16:00 参加無料 
【当日申込・中学生以上・定員:150名】

2)観察会 
・「千葉寺周辺石材散歩」 
 4月16日(土) 13:00〜16:00 テキスト代・保険料必要  
【事前申込・抽選・小学生以上・定員20名】※小学生は保護者参加
・「房州石の石切場と鋸山の地質」 
 5月14日(土) 10:30〜16:00 テキスト代・保険料必要  
【事前申込・抽選・小学生以上・定員30名】※小学生は保護者参加

3)講座
「赤土の鉱物観察」
 
 3月26日(土) 10:00〜15:00 テキスト代必要  
【事前申込・抽選・小学生以上・定員20名】※小学生は保護者参加

4)体験イベント
・「砂つぶからミニ水晶をひろおう」
 
 5月5日(木・祝) 10:00〜15:30(随時)参加無料  
【当日申込・小学生以上・定員なし】※小学生は保護者参加
・「おもしろ火山実験」
 
 5月28日(土) 10:00〜12:00  材料費必要  
【事前申込・抽選・小学生以上・定員20名】※小学生は保護者参加 

5)ミュージアム・トーク(展示解説)入場料必要 
 期間中 毎週日曜日 11:00〜,14:30〜 (各回30分程度)


 
房州石石切場房州石石切場

切り立った絶壁からなる房総半島鋸山の山頂部。ここは、かつて石材「房州石」を切り出した跡です。


房州石

「房州石」は、千葉県内はもとより、東京・埼玉・神奈川県で石蔵や塀、護岸工事などに使われました。火山噴出物の軽石やスコリア、火山岩のかけらなどが密集した岩石で、それらが縞模様を示すのが特徴です。約200万年前に火山地帯から海底の水流によって運ばれてきたものです。

 
白河石

千葉周辺で神社の灯籠などに使われている「白河石」は、約100万年前に福島県南部で起こった大規模なカルデラ噴火によって噴出した火砕流が陸上で固まった岩石です。この時の噴火の火山灰が房総半島にも飛んできています。


大谷石

千葉周辺でも住宅地の塀などによく使われている「大谷石」は、約1500万年前の海底火山の活動によって海底に堆積した火山灰や軽石などが、火山活動の影響によって変質して緑色になったものです。

大谷石石切場

「大谷石」(緑色凝灰岩)の石切り場(栃木県宇都宮市:高橋佑知商店採石場)。切りたての新鮮な部分は美しい青緑色を示します。


桜島
日本は太古の昔から火山国であり、その災害も恩恵も受けてきました。石材はその恩恵の1つと言えるでしょう。最近、日本列島では火山活動が活発になっています。展示では、これらの火山活動についても紹介します。