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二五穴−山をブチヌク用水路−

二五穴−山をブチヌク用水路−
本館 第2企画展示室にて開催

 房総丘陵の小櫃川周辺に、トンネル状 の用水路を使って、田んぼに水を引く地域があります。
 トンネルは横幅二尺、高さ五尺(およそ 60 センチ × 150 センチ)の大きさなので、「二五穴」と呼ばれます。 長いトンネルは 200 ~ 700 メートルもあります。これをつないで全長が 10 キロメートルもある用水路を作ります。
 なぜこのような穴を掘ったのでしょうか? その謎を探ります。
 
○房総丘陵の二五穴
 水不足に悩まされていた房総丘陵で、 川から田んぼに水を引くために作られた用水路が二五穴です。
 このコーナーでは、二五穴についての基本的な解説をします。
 
○今も現役の二五穴
  二五穴は江戸の終わり頃から作られはじめ、100 年以上たった今でも使われています。
 このコーナーでは、蔵玉・折木沢用水で、例年2月半ばから行われる地元の方による掃除「溝払い」の様子を紹介します。



 溝払いのようす
溝払いのようす

 
○なぜ用水路は長いのか? ー小櫃川流域の二五穴ー
 小櫃川流域の二五穴は、なぜこんなに長くなくてはならないのか。その理由を解説します。
 
○なぜ二五穴はまっすぐではないのか?
 二五穴は長いだけで無く、クネクネと曲がって掘られています。
  このコーナーでは、二五穴が曲がって掘られている理由について解説します。



 安郷沢のサイフォン
安郷沢のサイフォン
 
○描かれた平山用水 ー平山用水開墾図ー
 小櫃川流域の二五穴の1つ「平山用水」の開鑿(かいさく)を記念して大原神社に奉納された絵馬には、小櫃川上流から平山用水を取水し、下流の平山に至るまでの様子が克明に描かれています。
 このコーナーでは、絵馬と現在の様子を比較して見て頂きます。


 平山用水開墾図
平山用水開墾図
 
○穴を掘り、田んぼをつくる
 君津市亀山地区には、蔵玉・折木沢用水の開鑿について書かれた記録が数多く残されています。
 このコーナーでは、二五穴についての古文書を読み解くことで明らかになったことをいくつか紹介します。
 蔵玉・折木沢用水の見積帳
蔵玉・折木沢用水の見積帳
 
○二五穴以外の穴たち
 トンネル状の用水路は房総丘陵以外にも存在します。
 このコーナーでは、三重県のマンボと山梨県の新倉掘抜の例を紹介します。




 三重県の片樋(かたひ)マンボ
三重県の片樋(かたひ)マンボ
 
 
○二五穴の風景 ー同じようで違う世界ー
 千葉県内には、二五穴以外にも田んぼに水を引くためにさまざまな工夫がありました。
 このコーナーでは、上総堀り、養老川や小櫃川の藤原式水車、養老川の板羽目堰などを写真で紹介します。


 養老川の板羽目堰
養老川の板羽目堰

 
■主な関連行事
○ミュージアム・トーク
 日時:平成25年2月17日(日) 11:00~11:30,14:30~15:00
 会場:千葉県立中央博物館 企画展示室
 内容:研究員が本展示を解説いたします。
 
■利用案内
 開館時間:午前 9時 ~ 午後4時30分(入館は午後4時まで)
 休館日:毎週月曜日
 入場料:一般300円、高校生・大学生150円
      65歳以上と中学生以下は無料,団体割引あり(20名以上)