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出土遺物巡回展「時空を超えて−市原市ちはら台地区の発掘ものがたり」

時空を越えて−市原市ちはら台地区の発掘ものがたり−

 H25年1月12日(土)~2月24日(日)  企画展示室にて開催

千葉県では、年間450件ほどの発掘調査がおこなわれ、房総各地の歴史と文化を伝える貴重な成果が数多く得られております。
 こうした貴重な成果を、多くの皆様にわかりやすくご覧いただくため、平成13年度から出土遺物巡回展「房総発掘ものがたり」を開催しております。今回は、房総の多くの遺跡の中で質量ともに傑出した存在である草刈遺跡をはじめとした市原市ちはら台地区の遺跡群に注目し、豊富な資料をもとにその特色などを具体的に紹介します。
 
■おもな展示コーナー
【旧石器時代】
ちはら台地区内に所在する草刈(くさかり)遺跡では、約3万年前の千葉県量古の石器群が発掘されています.その石器ブロックを紹介するとともに、以降旧石器時代の石器がどのように変化していったのかを実物資料とパネルでご紹介します。

主な展示資料:出土石器、接合資料

いろいろな石器
いろいろな石器
 
【縄文時代】
縄文時代中期になると、東京湾治岸に大規模な貝塚が出現するようになります。ここでは、その1つの例である草刈貝塚を取り上げ、当時の人々がどのような生活を送っていたのかを資料から読み解いていきます。

主な展示資料:縄文土器、石器、骨角製品、ヒスイ製大珠



骨角牙製品
骨角牙製品
 
【弥生時代】
草刈遺跡で調査された弥生時代の集落は、環濠(かんごう)と呼ばれる大きな溝で囲まれていました。中期から後期にかけて造られた5条の環濠から出土した土器などから、環濠の時期的な変化や性格について紹介します。

また、祭祀などに使われた小銅鐸や卜骨(ぼっこつ)などの実物資料を展示し、当時この地域が先進文化を積極的に受け入れて繁栄していたことも併せて紹介します。

主な展示資料:弥生土器、石器、小銅鐸、卜骨



卜骨と環状・有角石斧
卜骨(左)と環状・有角石斧(中央及び右)
 
【古墳時代】
当時の先進地域である近畿地方などからもたらされた初期の須恵器・鉄器などの資料や房総でいち早く導入された力マドなどを紹介し、生活上の大きな変化を考えてみます。

主な展示資料:須恵器、土師器、古墳出土副葬品、銅鏡



舟形須恵器
舟形須恵器
 
【奈良・平安時代】
ちはら台地区の川焼台(かわやきだい)遺跡や押沼(おしぬま)遺跡を例にとり、当時どのように瓦や鉄が生産されていたのかを紹介します。また、現在まで残る地名が書かれた墨書土器なども展示します。

主な展示資料:灰釉陶器、墨書土器、瓦



墨書土器
墨書土器
 
■関連行事
【遺跡調査研究発表会】
 内 容:出土遺物巡回展に関連した調査・研究成果を解りやすく伝えます. 
     発表会のプログラムはこちらです.
 開催日:平成25年2月2日(土)
 時 間:10:30-15:30(10:00受付開始)
 会 場:講堂
 定 員:200名

【ミュージアム・トーク】(研究員による展示解説)
 開催日:平成25年1月19日(土)・27日(日),2月9日(土)・24日(日)
 時 間:11:00-11:30,14:30-15:00(1日2回)
 対象等:どなたでも・定員なし・事前申し込み不要
     ※開始時間までに本館2階ホールにお越しください