干潟へ行こう

平成12年7月16日(日)に、岬町の夷隅川河口で干潟の生きものの観察会を行いました。
干潟とは、”潮が満ちているときは海水の底で、潮が引くと出てくる、平らな泥場”のことです。干潟は一見したところ、生きものはあまりいないようにも思えますが、実はたくさんの生きもの達が隠れています。

今回の干潟の観察会には28名の方々が参加して下さいました。貸し切りバスに乗って干潟に到着です。
海の博物館の高山順子研究員の指導で観察会の始まりです。

干潟に到着です。
まずは、干潟沿いに設置されているテトラポットのまわりなどで、カニの仲間などを探しました。テトラポットにはマガキやフジツボの仲間がびっしりとくっついています。また、マガキの陰にはフナムシやケフサイソガニが隠れています。

石の下にかくれていたケフサイソガニです。

次に、干潟に生えているアシのまわりの生きものを観察しました。アシの生えているところに穴を掘ってすんでいる、アシハラガニの巣穴が見つかりました。

今度は干潟の泥の中に潜って生活をしている生きものの観察です。泥を掘って生きものを探してみたら、アナジャコの仲間のニホンスナモグリが見つかりました。

最後はコメツキガニの観察です。巣穴に隠れているコメツキガニがなかなか姿を現さなかったので、少し離れたところで出てくるのをじっと待ちました。注意深く見守っていると、たくさんのコメツキガニが現れはじめ、砂だんごを作る様子など、じっくりと観察することが出来ました。コメツキガニが横ではなく前に歩くところを実際に目にすることもできました。

短い時間でしたが、色々な干潟の生きものを観察することができました。干潟にもたくさんの生きものがいることを感じてもらえましたでしょうか。
一時は天気もどうなることかと心配でしたが、後半にはすっかり良い天気になりました。
暑い中参加していただいた皆様、ありがとうございました。