平成15年10月25日(土)にバックヤードツアーが開催されました。バックヤードツアーとは、普段見ることのできない博物館のバックヤードを当館研究員がご案内する行事で、事前の申し込みなしで参加できるものです。この日のツアーには、11人のみなさんに参加していただきました。

(1) 参加者のみなさんには、まずはじめにロビーにある当館の縮小模型の前に集まってもらいました。ここでは模型を使って博物館のバックヤードがどうなっているのかを紹介するとともに、博物館における仕事の概要をお話ししました。

(2) 最初にご案内した部屋は飼育室です。紫色に見える水槽には、光量の多い電灯が使われています。その理由は、サンゴやイソギンチャクなど、太陽の光に近い光量を必要とする生きものを飼育するための水槽だからです。


(3) 海の博物館は海岸沿いに位置しているため、海から博物館まで、直接海水を汲み上げています。そのため、さまざまな生きものたちを新鮮な海水で飼育することができるのです。

(4) この大きな水槽は採卵水槽といい、浮遊卵(水に浮く卵)を産む魚の卵を採集できます。またこの水槽は、大型の魚やカニ、クラゲなどを一時的に飼育するためにも使用しています。


(5) 次にご案内した部屋は、標本処理室といいます。ここは、博物館の研究員が海で採集してきた生きものたちを、永久に保存できるような標本にするための部屋です。

(6) 参加したみなさんには、魚や貝、カニなどの、作成途中の標本を見てもらいながら、標本作成の工夫点や、標本の持つ価値について聞いていただきました。参加していただいたみなさん、ありがとうございました。


 
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