千葉県立中央博物館 大利根分館


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千葉県立中央博物館 大利根分館外観
〒287-0816 千葉県香取市佐原ハ4500 開館時間 : 9:00〜16:30 休館日 : 月曜日 ※10月1日〜3月31日は閉館期間中です。TEL: 0478-56-0101 FAX: 0478-56-1456

 

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第二展示室

水郷の稲作

水郷の稲作風景 ミニチュア模型 調整
水郷の稲作風景 ミニチュア模型 調整

稲の調整をしている風景です。左側の建物の中で土摺臼をかけ、その前で万石通しと唐箕掛けをしています。右側の建物の前から俵をサッパ舟に乗せて出荷しています。

土摺臼

家の左側で土摺臼(どずるす)を挽いています。米の殻を取って玄米にするのに使います。家の柱に竹がつけられていて、それを軸にしてまわします。重いので、二人で半分ずつまわしているようです。

土摺臼
玄米を運ぶ

刈り取った稲を田舟(タブネ)に乗せて、オダまで運んでいます。土地改良前までは、田は排水の便が悪く、田に水が溜まるのは例年のことでした。そこで刈り取った稲が泥にまみれないように田舟に乗せました。

玄米を運ぶ
唐箕かけ

土摺臼にかけられて玄米と殻になった米を、唐箕(とうみ)にかけます。唐箕は風力を利用して穀物を選別する農具です。右側の人が取っ手を回して、風をおこしています。

唐箕かけ
万石通し

唐箕にかけて玄米だけになった米を、割れた米や小さな粒の米に傾斜と網目の大きさによって選別します。この道具を万石通し(まんごくどおし)、千石通し(せんごくどおし)と呼びます。

万石通し
俵詰め1
俵詰め2
俵詰め3
俵詰め1

調整の終わった米を俵に詰めます。一俵は四斗正味十六貫(約六十kg)とされていました。米を俵に詰めるためのジョウゴが右側の俵の前においてあります。

俵詰め2

俵に入れるための米を一斗枡で量って、斗掻棒(とかきぼう)で平らにしています。

俵詰め3

俵はコモを円筒状に縫い合わせて、左右から桟俵(さんだわら)をかぶせて、藁縄でしばって中身がこぼれないようにします。俵(約六十kg)の俵が担げることが一人前の目安でした。

積み出し1

俵を出荷するためにサッパ舟に載せています。サッパ舟に積める米俵の最大量は二十俵が目安だったといいます。

積み出し
縄綯い

家の脇で、男の人が縄綯い(なわない)をしています。縄綯いは普段は夜なべ仕事にしていたので、急に必要になって急いで綯っているのかもしれません。

縄綯い
便所
便所

外便所があります。これも、農家では大切な肥料でした。

ダシ場
ダシ場

家の脇のダシ場でおかあさんが赤ちゃんを背負いながら、洗濯をしています。

ダシ場2
ダシ場2

ダシ場で洗った釜や茶碗などが置いてあります。

子ども1
子ども1

エンマから俵の積み出しをする様子を子どもが見ています。いつか自分も俵を簡単に持ち運べるようになりたいと思っているのでしょうか。

子ども2
子ども2

橋の上の子どもが水面をのぞいています。エンマは子どもたちの恰好の遊び場でした。深さは五十cm程度でそれほど深くありませんが、それでも水の事故は少なくなく、なにかあればエンマやイコ(池)に棲む河童が引き込んだのだとかつては信じられていました。そのため、夏になってキュウリの初物がとれるとエンマに投げ込むなどして、河童を喜ばせていたずらしないようにしていました。

働く男
働く男

外サッパ舟の上で、俵を受取ろうとしている男の人の顔です。千葉県香取市の水郷地方は低湿地であったことから、地はぬかるみ水害で米がとれない年もあって生活は決して楽ではありませんでした。しかし、昭和三十八年に八筋川に排水機場ができ、昭和三十九年から始まった土地改良事業によって大きく変化していきました。模型のこの部分は展示室ではほとんで見えないのですが、きちんと表情まで模型が作られています。

 
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