ミニトピックス展「地面の下から新種の昆虫発見!」

   【会  期】 平成29年2月17日(金)~  3月30日(木)
   【場  所】 千葉県立中央博物館
   


新種発見!
 千葉県南部房総丘陵の清澄山系にある東京大学千葉演習林で当館研究員らが行った昆虫相の調査で、コウチュウ目タマキノコムシ科の一種が新種と判明し、キヨスミチビシデムシと命名されました。くわしくはこちら(PDF, 205KB)
 キヨスミチビシデムシ(ホロタイプ標本)キヨスミチビシデムシ(パラタイプ標本)

地中トラップで捕獲
 キヨスミチビシデムシは、体長4ミリ前後の小さな甲虫で、「地中トラップ」で捕獲されたものです。「地中トラップ」とは、深い穴を掘り、昆虫を臭いで惹きつける餌を入れた容器を埋めて、地中で生活する昆虫を捕獲する装置です。森の奥の地面に1メートル近い穴を掘って設置するので、この新種の昆虫を採集するのにはたいへんな労力が掛かかりました。

1, トラップ容器.“さなぎ粉”の臭いに誘われた虫が保存液に入る仕組み2, 斜面に穴を掘る3, 最後は手で掘る
4, 容器を穴の奥にセット

5, 穴に小石を詰めて埋め戻す

トラップを仕掛けた場所はこんな所