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屏風絵の世界

展示終了

はじめに
 屏風は、日本家屋の部屋の仕切りや装飾に用いられ、折り畳むことができる家具です。屏風には、大和絵・水墨画・文人画などが描かれました。特に、安土桃山時代から江戸時代にかけて、寺院・邸宅・城郭などには必ずといっていいほど屏風が置かれ、狩野派の絵師などが描く屏風絵も芸術としての地位を高めていきました。 
 この展示は、「洛中洛外図屏風」「江戸風俗図屏風(複製)」や「源平合戦図屏風」など、千葉県立中央博物館が所蔵する数々の屏風の観覧を通して、屏風絵の魅力に触れていただくことを目的としています。

洛中洛外図屏風
洛中洛外図屏風(当館蔵)
もとは六曲一双の屏風の左隻。二条城を中心に西山・北山を背景とした現在の京都市内西部が描かれ、画面下部の行列は、寛永3(1626)年の後水尾天皇の二条城行幸の様子。

職人尽絵と職人歌合 
 この展示では、特に「職人尽絵貼りまぜ屏風」と併せて、江戸時代に製作された菱川師宣「和国諸職絵つくし」、「校正職人歌合」など職人を描いた絵本・絵巻を展示します。 
 平安時代後期、絵巻物などに職人が登場するようになります。鎌倉時代になると、和歌の優劣を競う「歌合」の題材に職人が取り上げられ、「東北院職人歌合絵巻」、土佐光信「七十一番職人歌合絵巻」(いずれも東京国立博物館蔵)などが描かれました。江戸時代に入ると、中世の伝統を踏まえつつ、当世風の職人尽絵や職人歌合が作られるようになっていきます。
 様々な職種をめぐる様式美や職人文化をご覧ください。

職人尽絵貼りまぜ屏風
職人尽絵貼りまぜ屏風(当館蔵)
1枚に2種ずつの職人を描いた色紙形の図48枚を、六曲一隻の屏風に仕立てたもの。室町時代からの歌合の構図を採りながら、江戸時代の風俗も描かれている。
 
蒔絵師(まきえし)
(「職人尽絵貼りまぜ屏風」より) 

漆の下絵のある漆器に金銀粉や色粉などをまいて絵模様を表現する職人。この絵は、烏帽子をつけた伝統的な蒔絵師の姿。
蒔絵師(まきえし)

塗師(ぬし)
(「職人尽絵貼りまぜ屏風」より)

漆細工や漆器を製造する職人。木地師が作った白木の盆に黒漆を塗っている。
  
塗師(ぬし)

染物(そめもの)
(「職人尽絵貼りまぜ屏風」より)

布地を染色する職人。染料の入った桶に布を漬け、染料を揉み込んでいる。衣類に関わる職人絵には、女性がよく登場する。
 
 染物(そめもの)

紺掻(こうかき)
(「職人尽絵貼りまぜ屏風」より)

藍染め専門の染物職人のこと。染め付ける時に色ムラが出ないよう、糸を浸けた藍瓶をかき混ぜることから、その名がついた。
 
 紺掻(こうかき)

 
和国諸職絵つくし
和国諸職絵つくし(当館蔵)
江戸初期の貞享2年(1685)に刊行された職人歌合絵本で、菱川師宣が挿絵を描いた。写真は右が油売り、左が餅売り。

校正職人歌合
校正職人歌合(当館蔵)
室町後期に成立した「七十一番職人歌合」を江戸中期に摸写したもの。歌合とは、2人の職人が詠んだ月や恋の歌を比べ、その優劣を競うという仮想の和歌遊び。71番142職種が登場する。


 
体験イベント
【ミニ屏風をつくろう】保険料・材料費必要
【当日申込・対象:どなたでも※小学生以下は保護者参加・定員:各20名】
 11月19日(土):11:00〜12:00、14:00〜15:00
 ミニ屏風

ミュージアム・トーク(展示解説)入場料必要
10/23(日)・10/30(日)
11/6(日)11/13(日)11/20(日)・11/27(日)
12/4(日)・12/11(日)・12/18(日)・12/25(日)
各日
11:00〜11:30/14:30〜15:00