千葉県立関宿城博物館

館間リンクホームへ
English
 
> 千葉県立関宿城博物館> 展示案内> パネル展「水塚」 
タイトル
 

 利根川・江戸川などの大河川の流域では、かつて水害が多く起こりました。そのため、緊急避難場所として盛土をした塚の上に建物が設けられていました。これを「水塚」といいます。関宿周辺では、今でも敷地内に水塚を持つ家が残っています。

 本展覧会では、現存している水塚の写真とともに、その形態や分布を紹介します。今でも毎年のように全国各地で起こっている水害に対し、平時から災害に対する備えがいかに重要であるかを知る機会としていただければ幸いです。

分布図タイトル
分布図

  関宿の水塚


 関宿は江戸川と利根川に挟まれた地域です。江戸時代、江戸川と利根川をつなぐ逆川があり、名前の通り増水によって水が逆流すると洪水が起きてしまう洪水常襲地帯でした。一度水が溜まると引きの悪い地域で、標高が12m以下の自然堤防(氾濫した河川が水と一緒に土砂を運び、川の周りにたまってできた堤防)や後背湿地(自然堤防の先にあり、細かな粒の泥水が広がって泥を堆積させ、洪水の度にその泥が溜まり出来た湿地)に水塚は建てられました。残っている水塚の建築年代は明治中期が多く、明治期にこの地区に何度か水害があったことがわかります。


 荒井家
荒井家
 須賀家
須賀家
中澤家 
中澤家
 村田家
村田家
 糸川家
糸川家
上原家
上原家
 上原家
上原家
戸塚家 
戸塚家